アートメイクがわかる アートメイクの教科書
SMP

頭皮アートメイク(SMP)とは。眉との違いを、技術の前提から

眉ができればSMPもできる、とはなりません。部位が違うだけでなく、設計の考え方から異なります。

/ アートメイクマ

この記事の要点
  • SMPは、頭皮に点で色素を入れ、毛根があるように見せる技術です。
  • 眉の「線」に対して、SMPは「点」。設計の考え方が異なります。
  • 生え際のデザインは、年齢による変化を見込んで決める必要があります。
  • アートメイクである以上、医療行為です。医師の指示のもとで行います。

まず結論|SMPは「点で毛根を描く」技術です

SMP(スカルプマイクロピグメンテーション)は、頭皮に微細な点で色素を入れ、毛根があるように見せる技術です。毛が生えるわけではなく、見た目の密度を補うものです。

眉のアートメイクとの違い

眉アートメイク頭皮アートメイク(SMP)
描くもの線(毛並み)/面(パウダー)点(ドット)
見せたいもの毛の流れ毛根の密度
皮膚の厚み比較的薄い★厚く、硬い
面積狭い★広い
デザインの軸骨格と左右差★生え際の形と密度の分布
1回の施術時間短い長くなりやすい

★の項目が、眉の技術をそのまま持ち込めない理由です。頭皮は皮膚が厚く硬いため、同じ感覚で入れると深さがそろいません。

生え際のデザインで見るところ

  • 年齢による後退を見込む:今いちばん似合う位置に引くと、数年後に不自然になります
  • 直線にしない:自然な生え際は、わずかに不規則です
  • 密度に幅を持たせる:均一に打つと、かえって作り物に見えます
  • 既存の毛とのつながりを見る

前提として

SMPもアートメイクであり、医療行為です。医師、または医師の指示を受けた看護師が行う必要があります。また、薄毛の原因によっては、まず医療機関での診断が必要な場合があります。

※参考:厚生労働省「医師法第17条…の解釈について」

よくあるご質問

頭皮アートメイク(SMP)とは何ですか?
頭皮に微細な点で色素を入れ、毛根があるように見せる技術です。毛が生えるものではなく、見た目の密度を補うものです。
眉アートメイクができればSMPもできますか?
前提が異なります。頭皮は皮膚が厚く硬いため深さの感覚が違い、設計も「線」ではなく「点の分布」で考えます。別途の学習が必要です。
SMPはどのくらい持ちますか?
個人差が大きく、一律には言えません。部位・深さ・肌質・紫外線などで変わります。
SMPも医療行為ですか?
はい。アートメイクである以上、医師の指示のもとで行う必要があります。
参考にした資料
  • 厚生労働省「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について」
  • 独立行政法人 国民生活センター 公表資料
アートメイクは医療行為です。施術は医師、または医師の指示を受けた看護師が行います。 本記事は学習のための情報提供であり、個別の判断や契約についての助言ではありません。

アートメイクを学ぶ人のための教科書を作っています。

スクールに通う前に、通いながら、通ったあとに。手元で確認できる形にしました。

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