アートメイクがわかる アートメイクの教科書
デザイン

眉のデザインを、感覚ではなく手順で決める

黄金比だけでは決まりません。骨格から位置を取り、左右差をどこまで揃えるかを判断するまでの手順です。

/ アートメイクマ

この記事の要点
  • デザインは骨格から取ります。数値の比率は確認に使うもので、出発点ではありません。
  • 左右差は「揃える」ものではなく、どこまで揃えるかを決めるものです。
  • 眉頭・眉山・眉尻の順に決めると、迷いにくくなります。
  • 決めた根拠を言葉にできると、説明も記録も楽になります。

まず結論|比率は答えではなく、確認の道具です

「小鼻と目頭を結んだ線」といった比率は広く使われますが、これは確認のための目安であって、そこから形が決まるわけではありません。骨格が違えば、同じ比率でも印象は変わります。

決める順番

  1. 眉頭:眉骨の位置と、目頭からの距離で取る
  2. 眉山:眉骨のいちばん高いところを基準にする
  3. 眉尻:眉頭より下げすぎない。年齢による下垂も見込む
  4. 太さ:目とのバランスで決める
  5. 確認:ここで比率を当てて、大きく外れていないか見る

この順番だと、迷ったときに前の段階へ戻れます。全体を一度に決めようとすると、どこを直すべきか分からなくなります。

左右差の考え方

顔は左右対称ではありません。眉だけを完全に揃えると、かえって不自然に見えることがあります

  • まず、骨格の左右差を測る(眉骨・目の位置・高さ)
  • 眉の左右差が、骨格由来か毛の生え方由来かを分ける
  • 骨格由来の差は、揃えすぎない
  • どこまで揃えるかを、施術前に共有する

説明できる形にしておく

「なんとなくこの形」では、仕上がりに納得いただけなかったときに戻る場所がありません。なぜその位置にしたかを一言で言えるようにしておくと、カウンセリングも記録も楽になります。

よくあるご質問

眉のアートメイクのデザインはどう決めますか?
骨格から眉頭・眉山・眉尻の順に取り、最後に比率で確認します。比率から始めると、骨格に合わない形になることがあります。
アートメイクの眉は左右対称にすべきですか?
顔自体が左右対称ではないため、完全に揃えるとかえって不自然に見えることがあります。どこまで揃えるかを施術前に共有しておきます。
アートメイクの眉デザインの練習方法はありますか?
症例を数多く見て、骨格ごとの判断を蓄積する方法があります。書き込み式の練習帳を使うと、手順を追いながら進められます。
眉尻はどこまで下げていいですか?
眉頭より下げると、下がった印象になりやすいとされます。年齢による下垂も見込んで決めます。
参考にした資料
  • 厚生労働省「医療広告ガイドライン」
アートメイクは医療行為です。施術は医師、または医師の指示を受けた看護師が行います。 本記事は学習のための情報提供であり、個別の判断や契約についての助言ではありません。

アートメイクを学ぶ人のための教科書を作っています。

スクールに通う前に、通いながら、通ったあとに。手元で確認できる形にしました。

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