まず結論|比率は答えではなく、確認の道具です
「小鼻と目頭を結んだ線」といった比率は広く使われますが、これは確認のための目安であって、そこから形が決まるわけではありません。骨格が違えば、同じ比率でも印象は変わります。
決める順番
- 眉頭:眉骨の位置と、目頭からの距離で取る
- 眉山:眉骨のいちばん高いところを基準にする
- 眉尻:眉頭より下げすぎない。年齢による下垂も見込む
- 太さ:目とのバランスで決める
- 確認:ここで比率を当てて、大きく外れていないか見る
この順番だと、迷ったときに前の段階へ戻れます。全体を一度に決めようとすると、どこを直すべきか分からなくなります。
左右差の考え方
顔は左右対称ではありません。眉だけを完全に揃えると、かえって不自然に見えることがあります。
- まず、骨格の左右差を測る(眉骨・目の位置・高さ)
- 眉の左右差が、骨格由来か毛の生え方由来かを分ける
- 骨格由来の差は、揃えすぎない
- どこまで揃えるかを、施術前に共有する
説明できる形にしておく
「なんとなくこの形」では、仕上がりに納得いただけなかったときに戻る場所がありません。なぜその位置にしたかを一言で言えるようにしておくと、カウンセリングも記録も楽になります。
よくあるご質問
- 眉のアートメイクのデザインはどう決めますか?
- 骨格から眉頭・眉山・眉尻の順に取り、最後に比率で確認します。比率から始めると、骨格に合わない形になることがあります。
- アートメイクの眉は左右対称にすべきですか?
- 顔自体が左右対称ではないため、完全に揃えるとかえって不自然に見えることがあります。どこまで揃えるかを施術前に共有しておきます。
- アートメイクの眉デザインの練習方法はありますか?
- 症例を数多く見て、骨格ごとの判断を蓄積する方法があります。書き込み式の練習帳を使うと、手順を追いながら進められます。
- 眉尻はどこまで下げていいですか?
- 眉頭より下げると、下がった印象になりやすいとされます。年齢による下垂も見込んで決めます。
参考にした資料
- 厚生労働省「医療広告ガイドライン」
アートメイクは医療行為です。施術は医師、または医師の指示を受けた看護師が行います。
本記事は学習のための情報提供であり、個別の判断や契約についての助言ではありません。